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日本語教師3.0

「授業の質は上げる」「仕事の量は減らす」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「教師」のつらいところだな 覚悟はいいか?オレはできてる

漢字圏の学生の漢字指導に役立つ本

  今日のこのツイートが人気だったので、改めてブログに書いておきます。

 

 本当に、中国や台湾の学生がいる日本語教師なら、この手の本は一冊持っておいたほうがいいですよ。

 というのは、中国や台湾は漢字圏と言われ、確かに教えなくても多くの漢字を知っているんですが、その中には日本語と字体が違う漢字がたくさんあるからです。中国の漢字は簡体字、台湾や香港の漢字は繁体字と言いますが、全く同じもの、少しだけ違うものなど、いろいろあります。

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簡体字 - Wikipedia

 

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 しかも、彼らは自分は漢字ができると思っているので、あまり漢字を勉強したがりません。結局、教師側が指摘しないと、違いに気がつきません。

 

 それも、語彙導入の段階で指摘しないとだめです。語彙導入の段階で「日本の漢字はこうですよ。中国の漢字とここが違います。書いたら×にしますよ。」と言っておきます。

 私も苦い思い出があるのですが、授業の次の日の漢字テストになって、みんな変な漢字を書いてくるなと思ったら、中国の漢字でした。しかたなく×をつけましたが、抗議が出ました。確かに、教えていない知識で×をつけるというのは、すごく不公平です。

 

 それ以来、語彙リストをチェックして、教える前に日本語と違う字体の漢字をチェックしていますが、語彙リストの漢字はとにかく小さいです。いちいちチェックするのは大変です。

 

 そこで、冒頭のような本が必要になるわけです。実は、私は別の本を使っているのですが、何でもいいと思います。とにかく、本屋の中国語学習のコーナーへ行けば、何種類かあります。

 ちなみに、私が使っているのはこの本ですが、冒頭の本のほうが使いやすそうですね。

 

書き込み式 中国語簡体字練習帳

書き込み式 中国語簡体字練習帳

  • 作者: ALA中国語教室アスク出版編集部,下田麻美
  • 出版社/メーカー: アスク
  • 発売日: 2014/07/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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  では、また。

 

追記

 

出版元によると、冒頭の本は

本書は、著者による自費出版のため、一般の書店には置いていません。弊社では東方書店 東京店で販売しております。または通信販売も行っています。

だそうです。

本屋になかったわけだ!

通信販売で買おうかな。