ブログは日本語教師の歩く鏡である

「授業の質は上げる」「仕事の量は減らす」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「教師」のつらいところだな 覚悟はいいか?オレはできてる

第1回オンライン日本語教師勉強会は、失敗に終わりました

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 先週の日曜日(6/4)の夜に、初めてオンライン会議サービスを使って、日本語教師勉強会を行いましたが、失敗に終わりました。

 

 その理由を説明していきます。

 

1.申し込み方法がバラバラだった

 私はわざと、「申し込み方法は何でもいいです」と言っていました。これは、Twitterに限定すればTwitterのアカウントがない人もいるだろうし、Facebookでも同じ、ブログのコメントなら他の人に名前を見られたくない人もいるだろうと思ったからです。

 しかし、これが失敗のもとでした。今回の申し込みルートは、Twitter、私の個人的なFacebookページ、このブログのFacebookページ、LINEと、4つに分かれてしまいました。一斉に連絡することもできませんでした。そして、最後まで連絡がつかなかった人もいました。

 次は、申し込み方法を統一したいと思います。

 

2.オンライン会議サービスがダメだった

 これが最大の問題です。そもそも、接続できない、という方が続出しました。後になってわかったのですが、スマートフォンからブラウザ経由でアクセスするということはできないようです。また、接続できた後も、音声が聞こえなかったり、遅れたりする問題が続出して、最初の20分ほどは会話になりませんでした。

 結局、8人の定員に対し、最後まで会話していたのは3人でした。

 次は、別のサービスを探したいと思います。

 

3.テーマの選定があいまいだった

 私はいちおう「教案の書き方」というテーマを先に決めていましたが、一回目は雑談でもいいなと思っていました。いろいろな人がブログを見ているからです。しかし、テーマを決めなかったことで、ちぐはぐな会話になってしまいました。

 

 

模擬授業について

 今後は、オンライン勉強会で、模擬授業をやりたいと思っています。ただ、いろいろ問題があります。

 

模擬授業の問題点①誰が学生役になるか、教室はどうするか

 この勉強会をやる前は、先生どうしがパソコンでつないで、模擬授業する以外の先生が生徒役をやればいいと思っていました。しかし、実際にやってみると、回線の遅れなどで、よく音声が止まります。これでは先生と自然な会話ができません。さらに、オンラインでは先生と学生役の間で物のやり取りもできないということに気がつきました。

 解決策は、今回の勉強会である方にも言われたんですが、模擬授業をオンライン会議サービスではなく、ツイキャスなどの動画配信サービスを使って一方的に他の先生に公開し、後からオンライン会議サービスで他の先生が講評する、という形があります。

 

 しかし、この解決策にも問題があります。「学生をどこから集めてくるのか」、「教室はどうするのか」という問題です。

   従来の勉強会は、「教室は主催者が準備する。学生役は他の先生がやるので、探さなくていい」というのがメリットでしたが、「教室まで行かなければならない」というのがネックでした。これだと、勉強会が開かれていない地域、あるいは国の日本語教師は参加できません。そこで、「パソコンか、スマートフォンさえあれば、どこからでも参加できるオンライン勉強会」を考えたのですが、今回の経験から考えると、模擬授業をやるためには、「参加者が自分で教室を探して、さらに学生まで探さなければならない」となり、むしろ従来の勉強会よりハードルが高くなってしまいます

  教室がなくても、パソコン一つで参加できるのがオンライン勉強会の利点だと考えていたので、これは大変な問題です。

 

模擬授業の問題点②どの範囲まで公開するか

 動画配信サービスなら、不特定の相手に公開できます。オンライン会議サービスと違って、見る人の数が制限されません。ビデオを撮ってアップロードすれば、さらに多くの人に見てもらうことができます。

  いいことばかりのようですが、ここにも問題があります。まず、「プロが無料で授業を公開していいのか」という倫理的な問題です。インターネットなら、誰でも動画を見られます。当然、教師だけでなく、学習者も見るでしょう。ここに問題があります。私の学生は、お金を払って私の授業を見ています。勉強会の動画を見る学習者は、タダで授業を見ています。不公平ですよね?

  また、「心ないコメント」という問題もあります。YouTubeなどにアップロードされている授業の動画には、明らかに日本語教育関係者ではないユーザーの、おもしろ半分のコメントがついています。非関係者に限りません。日本語教師でさえ、YouTubeの他人の授業に対して、おもしろ半分にコメントする人がいます。

 

  いろいろ考えると、「動画配信サービスでも、視聴者に制限をかける」というのが現実的な案であるように思われます。ただ、どうやって制限するかが問題です。パスワードやアドレスを秘密にしても、一瞬で広がるので意味がありません。

 

  結局、「会員制サービスを使って、視聴を許可するユーザーを事前に許可し、録画はせず、事後に見られないようにする」というのがいちばんいいのではないかと思います。

 

 

結論

  いろいろ問題点がありすぎて、考えているうちに嫌になってきてしまいました。またいろいろ考えて、解決できたら開催したいと思います。

  今回申し込まれた方は、すみませんでした。

 

  では、また!