ブログは日本語教師の歩く鏡である

「授業の質は上げる」「仕事の量は減らす」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「教師」のつらいところだな 覚悟はいいか?オレはできてる

授業で学生の発言を増やすためのある方法

 今日、こんなポスターを見ました。

 

 

 まあ、多くの学生は確かに発言したがりません。だいたい、発言する人は決まっています。ただ、それだと授業の意味がありません。

 

 いろいろ考えていたんですが、おもしろい方法を見つけました。

 

はじめてのアクティブ・ラーニング!  英語授業

はじめてのアクティブ・ラーニング! 英語授業

 

   英語の授業には、「Think-Pair-Share」という手法があるそうです。

 

 

Think-Pair-Shareとは何か?

 教師の発問に対して、まずは自分で考え(Think)、考えをペアで伝え合い(Pair)、最後にグループやクラスで考えを発表し合い共有し(Share)、考えを深めていく手法です。

 (中略)

 また、日本人は人前で意見を言うのが苦手とされています。Think-Pair-Shareでは一度ペアで意見交換するので、クラス全員が活動し、クラスで発言する前に、自分の解答を修正することも可能です。特に大人数の教室の場合、Think-Pair-Shareは有効なアクティブ・ラーニングの手法です。

 

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 私の場合、もちろん学生は日本人ではなく、中国人ですが、中国人も日本人ほどではないとはいえ、けっこう恥ずかしがり屋が多いです。

  私も実際に、日本語の教室で使ってみました。

 

結論

 Think-Pair-Shareはとっても使えます

 Think-Pair-Shareのメリット

 どうして発言しない学生が発言したくないかというと、原因はいろいろあると思うんですが、最大の理由は「みんなの前で間違って、恥をかきたくないから」に尽きると思います。

 本文にも書いてある通り、Think-Pair-Shareだと、発言の前に解答を修正できるので、安心して発言できます。教師が指名したときはほとんど話さない学生も、隣の学生となら見違えるようによく話します。みんな同時にしゃべっているから、安心感があるんでしょうね。

 

 それに、もし教師が指名しなくても、隣の人と話し合うだけで、立派に会話の練習になっています。教師が学生を一人ひとり指名していると、同時に話すのは一人だけで、2、3人当てても、話せる人は2,3人だけになってしまいますが、Think-Pair-Shareを使えば、20人全員に話すチャンスがあるわけです。これは大きいです。

 

 私も、毎回の質問でこれをやるわけではありませんが、発話の機会が少ないなと思ったときは使っています。

 

 ただ、注意があります。特に私はクラス全員が中国人なので問題が大きいんですが、どうしてもPairの段階で、母語を使って話してしまうことです。

 それはもう強制的に禁止するしかありません。

 

 参考にしてください。

 では、また。