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日本語教師3.0

「授業の質は上げる」「仕事の量は減らす」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「教師」のつらいところだな 覚悟はいいか?オレはできてる

初級の作文が楽しくなるビンゴゲーム

みんなの日本語 クラス活動 初級

 今日は、私が考えた初級のクラス活動をご紹介したいと思います。

 

 まず、以下のようなワークシートを準備します。

 そして、学生に配ります。

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 「~さんができます」ビンゴゲームのルール

1.学生に、上の1から9までの下線部分に例文を書かせます。

 何でもいいので、可能動詞を使って書かせます。

 例文の1から9は、下のビンゴの1から9に対応しています。

 学生が書き込んだ後の例です。

f:id:JPT407:20170321213049p:plain

 

2.学生がほかの学生に質問します

 教師が学生を一人指名します。指名された学生は、何でもいいので、自分が書いた例文を使って、他の学生(誰でもいいです)に、「○○さん、××できますか。」と質問します。当然、この場合は、自分の例文の5番を埋めたいので、泳げそうな学生(ここでは仮に黄さんとします)を選んで、「黄さん、100メートル泳げますか。」と尋ねます。

 

3.答えが「はい」なら、シートに名前を書きます

 質問された学生は、「はい、○○できます」(この場合なら、「泳げます」)、「いいえ、○○できません」と答えます。もし、答えが「はい」なら、下のビンゴの対応するマスに、「はい」と答えた学生の名前を書くことができます。

f:id:JPT407:20170321213516p:plain

 ここで重要なことは、シートに名前を書けるのは、質問した学生だけではなく、全ての学生だということです。

 もちろん、「100メートル泳げます」という同じ例文を書いていなければなりませんが。もし、「100メートル泳げます」が例文1なら、1のマスに黄さんの名前を書くし、例文9なら、9のマスに名前を書きます。

 

4.次の学生が質問します

 一人質問が終わったら、今度は質問に答えた学生が、別の学生を指名して、また同じように質問します。

 後はビンゴゲームと同じで、縦横斜めに人の名前が揃ったら、勝ちです。

 勝った学生には、前に来させて賞品(お菓子)をあげます。

 

f:id:JPT407:20170321215340p:plain

 

 このゲームはかなり盛り上がります。なぜかというと、学生どうしで「誰が○○できるか」と想像するのが楽しいからです。

 

 また、教師側にとってもメリットがあります。まず、一つ目のメリットは、このゲームはいろいろな文型で使いまわせる、ということです。たまたま可能動詞でやりましたが、たとえば、「部屋に○○があります」でもいいし、「~~たことがあります」でも、何でもいいと思います。

 そして、二つ目のメリットは、学生が喜んで作文してくれることです。普通、「今日習った文型で作文しなさい」と言っても、まず9個は作りません。このゲームの1回目も同じです。でも、2回目以降は、早くゲームをしたい一心で、一生懸命例文を考えてくれます。

 三つ目のメリットは、学生が「生きた例文」を作ってくれる、ということです。たとえば、なんか適当に「100メートル泳げます」という例文を作っても、それはただの文字遊びで、頭には残りません。でも、目の前にいるクラスメートを見ながら、「あの人なら100メートル泳げそうだ。よし、この例文を書こう。」と書いた例文は、意味のある「生きた例文」です。

 

 どうでしょうか?私自身、クラス活動というものをほとんどやったことがなかったので、これでいいのかどうかわからないんですが、よかったら参考にしてください。意見もいただけると幸いです。

 サンプルシートをダウンロードフォルダに置いておくので、よかったら使ってください。

www.dropbox.com

 

 では、また。