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「授業の質は上げる」「仕事の量は減らす」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「教師」のつらいところだな 覚悟はいいか?オレはできてる

不合格の学生を一瞬で把握する裏技①

 テストの採点と、その統計には、とても手間がかかります。しかし、とても大事な仕事です。なるべく速く、そして正確に行うことが求められます。

 

 では、いきなり問題です。

 

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 このような採点表があったとします。

 この採点表の不合格の成績だけに、赤い色をつけてください。30秒以内で

 

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 たぶん、手作業でもできるでしょう。ただ、30秒以内というのは不可能です。しかも、手作業にはミスの可能性もあります

 

 今日は、不合格の成績の書式だけを一瞬で変えてしまう裏技をご紹介したいと思います。

 不合格の成績だけ赤字にする裏技

①成績部分をすべて選択して、反転させます。

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Excelの上の「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の値より小さい」を選択します。

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③80点以下の点数だけに色がつきます。

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 デフォルトで80点なので、ここでは点数をいじる必要はありませんが、もちろん好きな点数に設定できます

④「書式」プルダウンメニュー→「ユーザー設定の書式」で、書式設定画面を呼び出します。

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デフォルトの赤の背景色に赤字でもいいのですが、ちょっとうっとうしいので、私は赤字だけにしています。

⑤字の色を赤字に設定します。

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⑥書式を設定したら、「OK」をクリックして、確定します。

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⑦完成!

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 念のため、ストップウォッチで計ってみましたが、約20秒で終わりました。

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 先にも書きましたが、手作業でできることとはいえ、Excelに自動的にやらせるのにはいろいろメリットがあります。

Excelを使うメリット

①速い

 単に速いだけじゃありません。大事なのは、「採点表の範囲が大きくなっても、かかる手間はそんなに変わらない」ということです。もし手作業なら、範囲が2倍になれば、かかる手間も単純に2倍になります。しかし、Excelを使えば、最初のステップで対象セルを選択する手間が2倍になるだけですむので、トータルの手間はほとんど変わりません。

②ミスがない

  これは、①より大事なことだと思います。

 

さらに便利な使い方

 さらに便利な使い方もあります。それは、「先にExcelに合格点を設定しておいて、採点と同時にExcelに得点を記入する」というやり方です。

 うちの学校に限ったことかもしれませんが、テストは100点満点とは限りません。そうすると、合格点も80点とは限らず、中途半端な数になることがよくあります。そういうとき、採点していると、途中で「あれ?このテストの合格点、何点だっけ?」と忘れてしまうことがあります。

 しかし、先にExcelに合格点を設定し、採点と同時に得点をExcelを記入するようにすると、自動的に不合格の人だけ赤字になるので、絶対にミスがありません「あ、赤字。不合格のスタンプポン!」で終わりです。

 

 追加ですが、設定できる書式は、もちろん赤字だけではありません。特に、白黒で印刷する場合、赤字は意味がありません。その場合、不合格だけ太字にするとか、斜体にするとか、いろいろ工夫できるでしょう。

 

 さらに、不合格の学生の人数だけを自動的に集計する裏技もあるのですが、それはまた別の記事で。

 

 参考にしてください。

 では、また。